このあいだダイソーへ買い物へ行ったとき、セルフレジに戸惑って娘とプチ険悪になりました。
久しぶりに行ったから、けっこうな品数を買い込んだんですが、レジに行くとまず袋をどうしたらいいのかで迷いました。
そのときは一緒に行った娘が使い方を教えてくれたんだけど、長時間の運転で疲れていたから煩雑な手間にイライラして、つい娘にちょっと八つ当たり気味な態度になっちゃったんですね。そのせいで、帰りの車内は微妙な雰囲気に。
もちろんイライラしたぼくが悪いんだけど、親子関係を悪化させるセルフレジってどーよ? と、自分の責任をちょっと棚に上げて思ったりします。
欧米の小売店ではセルフレジを撤去・縮小する動き
そんな矢先、ネットのニュースでこんな記事を見ました。
記事の内容をザックリ要約すると、セルフレジを導入した店舗は客数と売上が減った、ということです。
これは痛いですね! セルフレジ化した店舗の中には5%以上も売上が下がったところもあるといいますから、完全に裏目に出ましたね。
どうしてセルフレジ店で客数や売上が減ったかと言うと、購入する品物が多いほど精算の手間が面倒という理由です。まさに、ぼくがダイソーで経験したことと同じですね。
支払いの手間が店舗の利用率に影響するのは、ぼくも日常的に感じています。
仕事帰りにコンビニへ寄ることが多いんですが、ほとんどがセイコーマートです。北海道ではどんな田舎に行っても1件はあるほど地元密着型のコンビニで、ここは今でも店員さんが袋詰までしてくれるし、代金も店員さんに渡せばいいので、昔ながらの買い方ができます。
他のコンビニへ行くと、年齢確認しろとかレジ袋は使うかとか代金は機械に入金しろとか、クソ面倒くさい! こういうプチストレスが足を遠のかせ、慣れた方法で買い物ができる店ばかり行くようになります。セイコーマートも、それがわかってるんだと思います。
セルフレジは基本的な使い方を統一してくれ!
前にもこのブログに書いたんですけど、セルフレジを敬遠する人って、操作に対する不安があるんですよね。
いつも利用する店ならすぐに覚えられますけど、店や業態によってセルフレジの使い方が違うと、ユーザーはそのたびに未知の操作に対応させられ、そのストレスが利用をためらわせます。そうなると店側にとっても大きな機会損失になります。
ほんらいは店にも客にもWin-Winな関係になるはずが、レジの使いにくさが原因でlose-loseになってしまうのは双方にとって不幸なことです。
客にとって便利で、店にとっても省力化や売上増にするには、レジの基本的な使い方をある程度は統一する必要があるんじゃないかと思います。
紙幣を横向きに入れたり縦向きに入れたり、上から入れたり下から入れたりカオスな状態だと、買い物に対するストレスがどんどん増えていくだけじゃないでしょうか?