セルフレジって、規格を統一できないんだろうか?

雑記
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最近のコンビニやスーパーでは、セルフレジの導入が進んでますね。店からすれば違算が発生するリスクはないし、精算にかかる時間も省くことができるメリットがあるんでしょう。

ところが、少し大きいスーパーではセルフレジの他に、今までどおり店員さんにお金を渡して精算するレジを残しているところもあります。そうした旧来のレジを利用しているのは、やっぱり年配の方たちが多いようです。

セルフレジを身近な存在にしたのは、早くから導入したガソリンスタンドでしょう。こちらは給油から精算まで客が自分で行う完全なセルフサービス。そのため人件費を節約することができ、ガソリンなどの燃料価格は有人のスタンドより1リットルあたり10円ほど安く給油できます。

しかし、これだけガソリン価格が高いのに、今でも有人スタンドでしか給油をしないドライバーもかなりいるようです。ガソリン価格なんて200円でも300円でもかまわないというお金持ちならわかりますが、ごくふつうの庶民な方々でも有人スタンド愛用派は少なくありません。

そう言うぼくも、10年くらい前までは有人のスタンドを利用していました。一度も使ったことがないうちは、操作がわからないんじゃないかと思っていたからです。

あるとき思い切ってセルフスタンドで給油してみたんですが、試してみればなんのことはありません。一度経験してからは、有人スタンドで給油することはなくなりました。

それでも数年に一度くらいで機械が変わることがあります。そうなると今までの経験則が使えないので、「あれ、どうしたらいいんだ?」と少し戸惑ってしまいます。同じスタンドでさえこうですから、他社のスタンドで給油するときはさらに戸惑うことがあります。

こんなふうに、店舗によって機械の操作方法がまちまちだと、利用する側にとっては、ちょっとしたストレスになりますよね。

スーパーのセルフレジを敬遠する人たちも、これと同じ心理でしょう。一度やってみればわかるんだけれど、手間取ってモタモタするのが嫌だから有人レジを使うわけです。

こうした問題を解消するには、セルフレジの規格をある程度統一してしまえばいいんじゃないでしょうか?

セルフレジに必要なのはスムーズで正確に精算を行うことだけ。なにも各社まちまちの仕様にする必要ありません。むしろ各社まちまちにさせておくから、とんでもなく使いにくいレジまで置かれてしまいます。

スーパーやコンビニのセルフレジは、お金を入れるところがパッと見てわからないものが多い気がします。そこで客が数秒間フリーズしてしまうと精算がスムーズに進みませんし、客にとってはその店を利用することがストレスと感じてしまいます。

そうした問題を解決するには、基本的な操作方法をJIS規格で決めてしまえばいいんじゃないでしょうか。

たとえばお札とコインの投入口はレジの最上部に設置し、投入口は黄色い枠で囲むこと、のようにいくつかの仕様を共通化するだけで使い勝手は良くなります。

これだけセルフレジが普及しているんですから、JISで統一規格を定めて、規格に適合したレジに置き換えていけば、セルフレジの使いにくさは解消していくと思うんですけどね。

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